体外受精採卵2回目⑥:採卵周期通院5回目 採卵風景とお会計
32歳、採卵1回、移植5回、着床0回が今までの戦歴です。
今回の記事は、2回目の採卵のために生理14日目に通院した日の記録です。
まず、今回の周期でいつ・何をしたか振り返りると、
○月16日 通院1回目:生理3日目、血液検査
○月21日 通院2回目:生理8日目、超音波検査、血液検査、注射フェリング、薬ヒスロン
○月23日 通院3回目:生理10日目、超音波検査、血液検査、注射フェリング、薬ヒスロン
○月25日 通院4回目:生理12日目、超音波検査、血液検査、注射HCG、薬ヒスロン、ボルタレン
○月27日 通院5回目:生理14日目、採卵
○月5日 通院6回目:生理22日目、超音波検査、胚凍結果確認
今日は、通院5回目の採卵日の様子を前回に引き続き書きます。
前回の記事はコチラ
採卵室に入り、採卵の器具を挿入されたところまでが前回でした。
自分の卵胞たちが映し出された画面を見て、これを取っていくのか!と。
ここまでは少し緊張していたものの、特に何も心配なことはありませんでした。
が、ここから大変でした。
卵子を1つ1つ吸引していくのですが、これがすごく痛かった!
画面で見ていましたが、卵胞の1つ1つに針を刺す⇒吸引、針を刺す⇒吸引、その繰り返しです。イメージは、小さいシャボン玉がいくつもまとまった状態のものに、針を刺していく感じです。
卵胞は吸引されると消滅していきます。
卵胞に針を刺す瞬間がすごく痛くて、うめきました。
時間にして、5分~10分程度だと思うのですが、刺す瞬間が本当に痛い!画面でその瞬間がわるので、さらに身構えてしまいました。ただ、卵胞が吸引されていく瞬間は面白いです。
採卵は、①卵胞に針を刺す医師、②培養士、③看護師の3人体制で行われました。どの方も落ち着いている方だったので、その点は安心して採卵をお任せできたかなと思います。
前のクリニックは、麻酔で寝ていたので何をされているかわからなかったのですが、今回は意識がはっきりしていて、採卵を見ることが出来て、勉強になったというか、人生経験がまた1つ増えたな~と思いました。
採卵方法について、調べてみると、採卵方法には大きく2つの方法があるようです。
①単純に吸引する方法と②フラッシング の2つかな。
今回のクリニックは、HPに明記はされていなかったので、どちらの方法を採用しているかはわかりませんでした。
採卵方法については、解説しているものがあったので載せておきます。
すごうウィメンズクリニックは2つの方法の比較が書かれてあり、わかりやすかったです。
①すごうウィメンズクリニックのブログ
(少し書き方が攻撃的ですが、採卵方法を知るにはわかりやすいです)
②亀田IVFクリニックのブログ
(採卵方法とフラッシングについての記事です)
③麻布モンテアールレディースクリニックのブログ
④『生殖補助医療技術における採卵時の卵胞フラッシュ』
(フラッシング方法による採卵結果についてのレビューです)
コクランライブラリーというEvidence-based medicine (EBM)の情報インフラと言われるサイトだそうです。医学系の論文サイトというところでしょうか。
英語ですが、下に日本語で概略も書かれています。
https://www.cochranelibrary.com/cdsr/doi/10.1002/14651858.CD004634.pub3/full/ja
痛みに耐えつつ、なんとか採卵も終わり、後処理を終えて、着替えを置いた部屋に戻ります。
しばらく安静にする必要があるので、そのままソファに座ってのんびり。
朝ご飯抜きなのでお腹が空いていましたが、クリニックからクッキーを頂いたのでそれを食べてのんびり待ちます。こういう心遣いが嬉しい!
もしまた採卵することがあったら、自分へのご褒美にお菓子を持って行くのを忘れないようにしたいです。
採卵時の痛みは、採卵室を出た時には消えていて、その後は特に体調の変化もありませんでした。
採卵結果は後日聞くことになるので、着替えてお会計に進みます。
<本日のお会計>
カバサール 440円
レトロゾール 550円
レルミナ 1,100円
体外受精 110,000円
精子調整・受精および培養 187,000円
局所麻酔 11,000円
合計 322,630円
採卵周期 累計451,550円
おわり