体外受精採卵2回目⑨:採卵後の下痢のような腹痛(激痛)と受精・凍結結果

32歳、採卵1回、移植5回、着床0回が今までの戦歴です。

今回の記事は、2回目の採卵、今週期通院6回目:生理22日目の採卵結果の記事です。

 

まず、今回の周期でいつ・何をしたか振り返りると、


○月16日 通院1回目:生理3日目、血液検査

○月21日 通院2回目:生理8日目、超音波検査、血液検査、注射フェリング、薬ヒスロン

○月23日 通院3回目:生理10日目、超音波検査、血液検査、注射フェリング、薬ヒスロン

○月25日 通院4回目:生理12日目、超音波検査、血液検査、注射HCG、薬ヒスロン、ボルタレン

○月27日 通院5回目:生理14日目、採卵

○月5日  通院6回目:生理22日目、超音波検査、胚凍結果確認←今回の記事

 

という日程でした。

 

<採卵後の体調について>

採卵当日は、夫とランチに行ったり特に体調に変化はありませんでした。

が、採卵から数日後、仕事からの帰宅中、突如下痢のような腹痛に襲われました。

仕事中は何もなかったのに!

天気も悪かったので、少しお腹が冷えたのかなと思いましたが、下痢にはならず、下痢の時の地の底に引きずり込まれるような強い腹痛が夕方から夜にかけて続きました。

翌日も日中は普通どおりでしたが、やはり夕方以降は同様の腹痛。

OHSSだったのかもしれません。

1回目の採卵の時は、腹痛もあまりなかったので、よくわかりません。

処方された薬は飲んでいたものの、かなりの痛みで、すぐに休めるように在宅勤務にして、ひたすら耐えて、ゴロゴロしてやり過ごしました。

 

 

<受精&凍結結果>

採卵から約1週間後、診察と受精&凍結結果を聞きに病院へ。

夫の精子の結果は芳しくありませんでしたが、今回は「体外受精」いわゆる「ふりかけ法」を採用しています。

 

↓夫の精子の結果の記事はコチラ↓

 

↓前回の採卵の結果の記事はコチラ↓

 

卵胞11個から採れた卵子は6個。

受精と培養結果はこんな感じでした。

 

<1日目(採卵日翌日)>

※数字は6個の卵子の番号です。

 

①2PN ⇒ 継続 (2PN:雌雄前核(pronuclearが2つ:2PN)、2前核期らしいです。正常授精ということ)

②notfert 破 ⇒ ダメ 

③notfert 破 ⇒ ダメ

④1PN(2pb+)⇒ 継続 (1PN:前核1つ、2pb:極体2つ)

⑤notfert 破 ⇒ ダメ

⑥notfert 破 ⇒ ダメ

 

この時点で生き残ったのは2個。。。。

 

PNとpbについては、こちらの記事が説明がわかりやすいです。

www.haramedical.or.jp

 

 

 

<3日目>

①8cell G2 ⇒ 継続

④6cell G3 ⇒ 継続

 

①の成長が早い!

 

<5日目>

胚盤胞 4AA ⇒ 凍結!

④融合+割球 ⇒ 継続

 

ついに念願の胚盤胞!しかもグレード4AA!

 

<5日目>

④融合+割球 ⇒ ダメ

 

<結果>

結局6個のうち2個が受精、最終的には胚盤胞が1個できました。

受精した2個の受精卵の成長はこんな感じでした。

①2PN ⇒ 8cell G2 ⇒ 胚盤胞 4AA

④1PN(2pb+)⇒ 6cell G3 ⇒ 融合+割球 ⇒ ダメ

 

凍結結果を聞いたときは、

1個しか凍結出来なかったことについてとやかく言うのではなく、「前のクリニックでは、胚盤胞が出来なかったので、グレードの良い胚盤胞ができて嬉しいです!」とポジティブに医師に伝えました。

 

でも心の中では、

・1個しか凍結できなかった、、、これで失敗したらまた採卵からやり直しかぁ~

・ここの病院、凍結保存料金高いし、1回で上手く行ったら保存料金余計にかかるからまぁいいか。

・でも初めて胚盤胞ができた!しかもグレードの高い4AA!

と嬉しいような悲しいような複雑な気持ちでした。

 

 

当時は気にも留めていませんでしたが、結果のところに「notfert」と記載があって、

これはどういう意味かと調べてみると、おそらく「fertilization=受精」の派生語?体外受精用語?なのだと思います。

notが付くから、受精しなかったという意味。

顕微授精だとまた違う書き方なのかもしれません。

 

改めて思うと、もし顕微授精を選択していたら、残りの4個も授精できたかもしれない。

そのうち胚盤胞に育つ受精卵ができて、1個でも2個でも多く凍結できたかもしれない。

そうしたら、1回目の移植がダメでも、2人目が欲しい時でも、移植からスタートできるから楽になったかもしれない。

こんな考えが湧いてきました。

 

どれも~~かもしれない、なので、顕微授精を選択しても上手くいかなかったかもしれないし、培養士さんに授精させる精子を選んでもらうことを心の底から納得できるか、ということもあると思います。

 

個人的には、体外受精の方がいいなと思いますが、顕微授精も体外受精も両方経験してた身からすると、妊娠しないという状況が打破できるなら、妊娠できるなら、最終的にはどちらでも良いと思います。

 

この日は、血液検査をして、超音波検査をして、体調が大丈夫であることを確認して、凍結結果を聞いて終了しました。

 

採卵後は生理周期が乱れるようなので、1周期空けてから移植される方が多いようです。

私は早く結果が欲しいので、間隔空けずに移植しようかなと考えています。

 

<本日のお会計>

超音波検査 3,300円

未梢血液一般 1,100円

胚盤胞培養代 55,000円

胚凍結 33,000円

再診 1,100円

合計 93,500円

採卵周期 累計545,050円

 

おわり