不妊治療の金額①:妊娠した周期

不妊治療を終えたので、妊娠した周期にかかった金額を紹介します。

 

【金額】

支出:採卵+移植+着床後 ▲767,280

収入:助成金 +300,000円

収支:▲467,280円

(※この時の助成金は2021年度の東京都特定不妊治療費助成という制度で貰ったものです)

 

47万って見ると結構な金額ですが、夫と2人で割ると、一人当たり24万円弱。

海外旅行1回分くらい。そう考えるとそこまで高くない。

自然妊娠のコストがゼロであることを考えると、ものすごく高いとも言えますが、自然妊娠しなかったんだから仕方ない。

 

今は保険適用になっているので、もし私が受けた治療が全て保険適用で、3割負担としたら、77万×30%=23万円かぁ。安い。

体外受精・顕微授精には保険適用外のものもあり、適用内での治療がどのようなもになるかは知らないので、また治療することになったら調べてみたいです。

 

助成金についてあれこれ】

2021年度まであった不妊治療の助成金は本当にありがたかったです。

私が利用したのは、東京都特定不妊治療費助成という制度で、申請から約半年で入金がありました。

助成金の認定通知は郵便で届くのですが、小池都知事名で通知書が書かれているので、小池さんからお手紙貰った!感があります。

 

不妊治療の助成金30万って、国としてはコスパの良い助成金なんじゃないかな。

たった30万円の助成金で、望んでも子供になかなか恵まれなかった家庭に子供が産まれ、その家族は子供のいる幸せを感じられ、その子供関連の消費が発生し、税収面では、その子の一生涯から得られる5000万円の税収が発生し、その子が将来的に生み出すもの(仕事とか)で世の中が回っていく。

人一人が産まれることによる経済効果は計り知れない。

 

助成金がなくても、不妊治療をする人はすると思いますが、助成金があることで躊躇していた人達も治療に踏み切ることが出来るので、より多くの子供が産まれると思う。

 

助成金の本当の効果は、助成金制度があった場合となかった場合で不妊治療をするかしないか、するとしても何回するか、がどう変わるかといったところを比較して検証するのでしょうが、助成金制度がなかったらどうするか、なんて聞いてもよくわからないから、検証しようがないかも。

私自身としては、助成金制度がなかったら、不妊治療はするけど、回数は3回くらいまでと答える気がします。トータル200万くらいまでなら後悔しないかなと。

 

助成金を貰う時は、税金を貰って申し訳ない、とかちらっと頭をよぎったけど、それ以上に、将来自分の子供が国に税金を払う方が多いし、今まで私自身納税してきたし、国が認めているのだから、気にしなくていい。

もちろん、不妊治療せずに妊娠出産に至った方からすると、税金使いやがって!と思われてしまうかもしれませんが。

 

 

次回は、約2年の妊活でかかったトータルの費用をざっくり紹介できればと思います。