低AMHとわかるまで

低AMHとわかるまでの経緯・私のスペックをまとめてみました。

10代の頃からなので長くなります。

 

・10代

生理歴は満12歳頃から。

中学時代は、生理痛はあり量も多めですが、運動しても平気で逆に元気になるタイプ。

高校時代は、ストレスからか生理痛が重く、強めの痛み止め必須。生理中は授業中にお尻が痛くなるのを必死でこらえる日々。生理周期は不明ですが30日は越えていた気がします。

 

・20代

大学時代にあまりの不調(月の2/3は不調、進路の悩みや人間関係のストレスあり)に耐え切れず、婦人科を受診。以後10年間低用量ピル(マーベロン)を愛用。生理もコントロールでき、日々の不調もあまりなく、ピル服用後、体調は安定していました。面倒だったので、生理周期はピルを連続服用し、やや長めに調整(最近の医学本では2カ月連続服用も提唱されているので問題なさそうです)。また、仕事も頑張りたいし、結婚が遅くなっても子供を産めるようしたかったので、40歳で子供が産めるように、『ピルは排卵を抑えて卵子を残してくれる・排卵による卵管の損傷を抑えてくれる』という認識もあり、服用を続けました。

ピルはすごくおすすめしたいので、別記事を書こうとは思っていますが、この『卵子を残してくれる』というのは間違いです。知った時は衝撃を受けました。

また、22歳くらいで子宮頸がんワクチンを打ちました。

さらに、昔見た「元カレの元カノの元カレを知っていますか?」(うろ覚え)的なCMの影響(ACのCMだったかと)+「男性は1度は風俗に行ったことがある人が多い」という衝撃の事実を知り(行かない方もいることは理解しています)、性感染症に敏感に。検査しない人は(ゴムをつけない人と同じくらい)人間的に信用ならないので、お付き合いしないというマイルールを設定。あのACのCMは怖かったのですが、今思うと、良いCMですね。

 

日本もパートナーできたら、「付き合おう!検査一緒にしよう!」くらいの軽いノリで性感染症の検査が広まれば良いのにと思います。検査については、後で記事にする予定。

 

・20代後半~妊活前

20代の時から、結婚は意識していたのですが、なかなか至らず、28歳を目前に、「30歳過ぎると私の市場価値が・・・!、今やるしかない!」と、それまでは合コン等々ふらふらっと行ってはいたものの、結婚を見据えた相手探しを本格的に開始、無事に?30歳で結婚。

結婚前に、彼(のちの夫)と将来を色々話し合うなかで、『子供は欲しいから』と、彼が自ら、念のため精子検査をしてくれました。結果、異常なし。自分で病院調べてすぐ検査に行く彼に、『この人すごくいい人!!』と検査好きの私は、結婚の意思を固くしました。

その後、結婚して、そろそろ1年経つし子供を!と妊活開始。本格的に始める前に、感染症、風疹抗体検査等、改めて二人で済ませました。

 

私としては20代の頃から妊活を意識してきたつもりだったのですが、実は、ここに至るまでに、今考えると、妊活を考える上で、立ち止まるべきポイントがいくつかあります。書くと長くなるので、また後日記事化します。

 今となっては仕方ないのですが、あ~、あの時こうしておけばと思うことばかりです。

 

仕事はまだまだ未熟ですが、世の中全体で見るとキャリア志向かと思います。負けず嫌いです。労働時間は、月の残業が平均約35時間、多い時で50時間越え。数年前まではストレスありでしたが、現在はそこまでではなく、休みも申請すれば、比較的取りやすい環境です。家に持ち帰って仕事をすることはゼロです。

 

・本格的に妊活開始

ネットや妊活本で一通りの情報を集め、ネットで排卵検査薬を大量に購入し、排卵日前後を狙い撃ちしました。それまで毎日大量に飲んでいた珈琲をやめ、大好きなお酒も排卵日後は飲まず、ストレッチしたり、早く寝てみたり、サプリ飲んだり、本に書いてあることをとりあえず実践しました。

産み分けもできたらな~と思い(男女両方欲しいのですが、1人目は男の子希望)、産み分けゼリーとリンカルも使用しました。これもあとで記事化したいと思います。

 

まだ30歳だし、今までピル飲んで排卵抑えているので卵子はあるはずだし、普通に元気だから、すぐ妊娠するだろうと思っていました。が、3ヵ月トライして妊娠に至らず。

10代の頃から、「セックスの時は必ず避妊しなさい!でないと妊娠します!」という教育を受けてきた私達にとって、避妊をしない=すぐ妊娠するという思い込みがあったので、『なんで・・・・』とストレスが溜まっていました。日本の性教育にも言いたいことが出てきたので、後で記事化します。

夫も私も毎月、「今月は成功したか!?否か!?」と気にする生活にすぐに耐えられなくなり、トライから4周期目の生理が来たとわかったことで、夫から「病院で調べてもらったら?」と提案が。

私は、「まだトライして3ヵ月だし、一般的な不妊って1年らしいのに、病院なんて嫌だな~」と渋っていましたが、夫と2日ほど話し合い、何か根本的な原因があれば努力しても無駄なんだからと説得され、ネットで調べて近所の不妊治療に強いクリニックを受診することにしました。

 

・クリニックを受診

思い立ったが吉日、4周期目の生理が終わったところで、休暇を取り、すぐにクリニックを受診しました。卵胞チェックと、血液検査もろもろ実施。検査の結果の確認と、卵胞チェックにまた数日後にきてね、と言われて、後日再度受診しました。

そして再診日。

言われたのが、表題の衝撃の結果です。先生から、「エコーの結果、他に問題は今のところなさそうですが、AMH(anti-Mullerian hormone/抗ミュラー管ホルモン)が1.44ng/mlしかありません。大体40代前半~半ばの値です。早く不妊治療をステップアップした方が良いですね。人工授精をお勧めします。」と言われました。

この時、私の頭の中は、疑問と後悔で一瞬で埋め尽くされました。

頭の中:「いやちょっと待って、私ピル10年服用してるんですけど・・・!?、ピルって排卵抑制するから、卵保存されてるんじゃないの!?、私まだ31なのに40越えてる?いや越えてるどころか40代半ば?夫は若さを見越して私と結婚しただろうに(夫は私より5歳年上)、どう言えば・・・・?夫よごめん、、夫は結婚前に検査してくれたのに、私はAMHの存在は知ってたのに、大丈夫だろうと検査しなかった・・・ばか。もっと早く知っておけば・・・妊活早く開始したのに!いや最近までピル飲んでたから関係ないか?、じゃぁ私の卵子はいつ消失されたのか??あー20代前半でAMH検査しとけば、卵子凍結できたのに!AMH低いってことは、妊娠できないのか??」

表向きは大丈夫だったと思うのですが、相当ショックでした。

家に帰ってから、色んな妊活ブログを読んだり、他のクリニックの掲示板を読んだり、ひらすらAMHが低いことについて調べ、かなり落ち込みました。

そして、家に帰ってきた夫に話をしました。

私:「この間受けた検査は異常なさそうだったけど、私実は卵ほとんど残ってないみたい、、、ごめん。」

夫:「え、、、あと何年くらい妊娠できるの?」

私:「たぶん長くて5年くらい?」

夫:「じゃぁいいじゃん、今妊娠できない訳じゃないんだし、5年後、俺の年齢考えると子供は難しそうだし。」

私:「!!!!!(夫よ、あなたは素晴らしすぎる!そうか、そういう考えもあるのか!)」

調べてみると、AMHは卵子の数であって、卵子の質ではないらしい(あくまでらしい)ので、まだ望みはあるようです。

 

まぁ、その後、友人が結婚してすぐ妊娠したという話を聞いたり、知り合いの妊娠がわかったりと、本当はおめでたいことにも、ダメージをかなり受けてしまい、つい最近まで超絶ネガティブだったのですが、ようやく前進せねばという気になってきました。

自分のためにも、あとリアルでは言えませんが、色々言いたいこともあるので、ブログを書いて行けたらなと思います。

 

おわり