子宮内膜炎検査を受けました
このブログは、2019年夏~妊活開始(30歳)→2020年1月クリニック通院→人工授精2回→顕微授精5回(採卵1回、3日目胚移植5回)→2021年春転院(32歳)→検査中という妊活歴のブログです。
この記事は、2021年春頃の体験記事です。
前回、タイミングにかけたものの、敢え無く撃沈しましたので、高温期にまたクリニックを訪問し、子宮内膜炎の検査を受けました。
<子宮内膜炎とは>
子宮内膜炎は、よく聞く「子宮内膜症」とは異なり、子宮内膜が炎症しているというものです。
検査結果を聞くときに、私が、「生理が重いんです、、、」という話をしたら、「それは子宮内膜症だと起こることで、子宮内膜炎とは異なります(以下略)」とため息をつかれたあと若干呆れ気味に言われました(私がわかっていないのが、いけないのですが、その先生はちょっと怖かったので、その後その先生の予約を取ることはありませんでした)。
ちなみに、私は生理は重めですが、妊活を始めてからは子宮内膜症と言われたことはありません。
子宮内膜炎はあまり聞かないワードなので、以下説明のリンクを貼っておきます。最近流行りのファストドクターの解説です。
<検査について>
子宮内膜の細胞を採取する検査なので、感覚的には子宮頸がんの検査に似ていました。いつもどおり診察台に上がって、細胞を採取されます。子宮内膜なので、子宮頸がんの検査より奥に入れる感じですが。
時間もあっという間でした。
<検査結果について>
検査会社は、臨床検査国内2位東証一部の(株)BMLでした。検査会社今まで全然興味なくて見ていませんでしたが見始めると面白いです。コロナで検査会社の株価はすごく高くなったのかな?と思いきや、2020年はそこまで上昇はしていないよう。
細菌を培養するため、採取した日から約1週間で検査結果が出ます。
検査報告書は「病理組織検査報告書」と「一般細菌・真菌検査報告書」の2枚ありました。
・「病理組織検査報告書」
「臨床診断」の欄(恐らく検査理由)は、不妊症、慢性子宮内膜炎疑で、検査依頼は、CD138の免疫染色で形質細胞の確認でした。
「病理組織検査結果」の欄は、「Endometrium of proliferative phase,biosy.」との記載があり、訳すと「増殖期の子宮内膜、生検(生体材料検査)」となるのかな?これは検査結果なのか?検査結果=培養が上手く行きましたよってことなのでしょうか。
「病理組織所見」欄には、日本語で、「検体は子宮内膜生検組織です。組織学的には、密な細胞分布を示す間質を背景に、蛇行状の腺管分布をみる増殖期相当の内膜です。悪性所見は認めません。CD138陽性形質細胞数:0個/10HPFs」との記載がありました。
よって、結果はOK。
・「一般細菌・真菌検査報告書」
「目的菌」の欄には、緑膿菌、GBS(B群溶連菌)、マイコプラズマ、淋菌、ウレアプラズマ、カンジダとの記載があったので、これらの菌を検査したのだと思います。
「一般細菌培養・固定」の欄には、ウレアプラズマ、マイコプラズマ、好気性菌、嫌気性菌、淋菌、緑膿菌について、それぞれ「発育を認めず」との記載がありました。
「真菌培養・固定」の欄には、真菌、カンジダについて、それぞれ「発育を認めず」との記載がありました。
よって全ての菌について発育が認められなかったため、結果はOK。
<検査結果を受けて>
子宮内膜にも異常なし。とのことで、着床環境はある程度整っていることがわかりました。
着床しない理由をもっと知りたければ、着床の窓の検査と呼ばれるERA(子宮内膜着床能検査)を受けたり、着床以外にも腹腔鏡検査(ふくくきょうって読むんですね)を受けるという選択肢もあるのですが、特に勧められなかったのと、値段もこれまでの検査の比ではないので、ひとまず体外受精に進むことにします。
もし次の体外授精もダメであれば、ERA受けようかなと思っています。
子宮内膜炎検査の周期は妊活NGのため、一周期お休みです。
といっても検査を受けたのが高温期のため、検査から2週間後には体外授精の予約を入れることになります。
<本日のお会計>
・CD138 11,000円
・子宮内細菌培養 5,500円
・再診 1,100円
・合計17,600円
おわり