ブックレビュー:私、いつまで産めますか?
妊活にあたり、妊活本を20冊以上読みましたので、少しずつレビューをしたいと思います。自分用の覚書も兼ねてなので、興味あること・疑問に思ったことが中心です。
今日ご紹介する本はこちら↓↓
卵子等の凍結・培養関連のキャリアを重ねてきた方が書いた、『年齢を重ねても妊娠できる』という誤解に警鐘を鳴らす本です。
主に、卵子老化、高齢不妊治療、卵子凍結保存について書かれてあります。
☆付箋を貼ったページ
①第2章「私たちがいま産めるリアルな可能性」P.64
『一度、出産を経験すると子宮まわりの血管がたくましくなり、そのままキープされるので、妊娠しやすいのです。』
別の本で、妊活体操の本を読んだのですが、この文を見て、なぜその妊活体操が効果があるのかがわかりました。その妊活体操は子宮に力を入れるポーズだったのですが、子宮の血管をたくましくする、血の巡りを良くすることで、妊娠力があがるようです。
②第3章「私たちが向き合う卵子老化と高齢不妊治療」P.107
・AMHと卵子について
私たちは生まれたときに200万個の卵子を持っていますが、卵子の数は毎月300個ずつ減少していると書かれてあります。
減少する個数は本によって違うので比較してみようと思います。
③第3章「私たちが向き合う卵子老化と高齢不妊治療」P.132
・体外受精を考える時の病院選びについて
日本全国の不妊治療施設約600件のうち、その1/3は年間の体外受精実施数が100件未満のようです。病院を選ぶ際は、医師の経験値・培養士の経験値が高いだろうと推測されるため、採卵の件数や体外受精の実施数が多いところを選ぶと良いようです。
まだ私は30代前半ということで、高齢不妊治療ではありませんし、すでに不妊治療を始めていますので、さっと読み進めてしまうところも多かったのですが、妊娠はまだいいと思っている方、卵子凍結に興味がある方、妊娠はまだ先の話と思っている若い方にもおすすめです。
私も、2人目が欲しいなと考えると卵子凍結しておいた方が良いのかな~なんて思っています。
おわり