子宮鏡検査

子宮鏡検査を受けたので、その結果を書きます。

 

この記事を読んでくれている方がいるかもしれないので、私のスペックを。

2020年11月現在 32歳。30歳で結婚、31歳で妊活開始、3ヵ月で自然妊娠をしないことに不安になり不妊治療専門クリニックへ。人工授精3回(2回かも?)、体外受精2回。未だ妊娠に至らず。日頃は仕事が忙しく帰宅は遅い時で23時、早いと18時半。運動はヨガストレッチくらい。サプリメント葉酸ビタミンD・オメガ3オイル・時々亜鉛

 

2回目の体外受精を終えたあとの妊娠判定で、先生に「他の条件がすべて揃っているのに妊娠しない理由がわからないので、子宮を詳しく調べましょう。」と言われ、子宮鏡検査を受けることになりました。今日の記事は子宮鏡検査のスケジュールと当日の流れです。

 

<子宮鏡検査までの流れ>

【生理はじまってすぐ】

子宮鏡検査の予約をとります。私が生理開始後すぐに電話で予約した時は満席だったのですが、後日体外受精のための血液検査(生理2日目くらい)に受診した時に、先生が枠を開けてくださったようで、ぎりぎり生理から10日目(数えようによっては11日目)以内に予約が取れました。子宮鏡検査は生理から10日目以内に実施する病院が多いようです。子宮内膜が厚くなると上手く観察できないようです(どこかのHPに書いてありました。)。

 

【検査当日】

 検査時間より前の指定された時間にクリニックに行きます。この日は外来患者が多かったのか、検査予定時間を過ぎても呼ばれず、30分~1時間くらい待ちました。この日は休暇をとっていたので、焦らずのんびり待ちます。

 

 名前を呼ばれ、いつも移植をする部屋に通され、下半身裸になり台の上へ。台の上の足置き場に足をかけると、固定されます。看護師さんが性器を洗浄する水をかけてくれ、先生の登場を待ちます。看護師さんに「検査痛いんでしったっけ」と聞くと(事前に調べていなかったので診察台に乗った突端不安になりました笑)、「1分ぐらいで終わりますよ~」と言われました。回答になっているのかなっていないのか。

 

 先生登場。例のごとく氏名の確認があり、いざ、器具が中に入ります。今回は胃カメラのように映像が映るタイプなので、自分の体内がばっちり見れました。膣?の中なのか、体内様子も見れて、「おぉおぉ、ぼこぼこしてて、食道みたい!」と思ったのも束の間、カメラが子宮に入ると卵管造影検査のようなつーんとするような何とも言えない痛みが走ります。普段かなり我慢強い方だと思うのですが(アニサキスに噛まれても、何だか調子が悪いな~あとで病院行こうかなくらいで仕事できちゃうタイプ)、この検査はうめき声を出さざるを得ないくらい痛かったです。ただ、悶絶しつつも、映像はしっかりと見ることができました。卵管も通っていて、ポリープもなかったようです。子宮の中はツルツルしているように見えました(白子の表面みたい)。

 

 検査が終わり、少し休んで(休むと言っても1分くらい)、身支度をします。痛みはカメラが抜かれたらすぐ収まりました。着替えて待合室で検査の結果が出るのを待ちます。

 呼ばれて先生と面談したところ、「卵管も通っていて、ポリープもありませんでしたが、少し炎症を起こしているようなので(写真で確かに赤いぽつぽつがありました)、薬を飲んでもらいます。そのため、移植日が少し後ろにずれます。」との説明。ビブラマイシンというお薬を2週間分もらいました。あと、「これから数カ月は卵管も通っていますし、子宮も綺麗になるので、妊娠しやすくなります」と言われました(先生はそう言いますが、体外受精予定で、プレマリン排卵を抑制しているため、卵管が通っているかはあまり意味ないはず。ゴールデンタイムも関係ないのに、なぜそんなことを言うのか少し混乱しました。一般的には、という意味だったのだと思います。)。

 

【子宮鏡検査後】

 この日は午前中に検査が終わり、久しぶりに平日休みを取ったので、少し遊んで帰りました。行きたかったラーメン屋さんと電気屋さんに行って、最近流行の生食パンを買って、少し買い物して帰りました。

 一応家で安静にしていた(単にごろごろしただけ)のですが、心配していた痛みもなく安心しました。以前、人工授精をした時は激しい痛みに襲われたこともあり、子宮になにかを入れるのは、処置が終わった後も少し不安だったので。

 

 

 

【子宮鏡検査に対して思うこと】

 こんな感じで初子宮鏡検査は終わりました。もう2度と受けたくありませんが、また二人目を考えるときには、体外受精をする前に受けたいなと思います。

 今回、炎症が見つかったので(おそらく妊娠にそれほど大きな影響を与えているものではないようですが)、体外受精の前に子宮鏡検査受けておけば、もしかしたら体外受精をする前に妊娠できていたかもしれないし、自然妊娠もできたかもと思うと、病院の検査手順の考え方に疑問を持ってしまっています。

 不妊治療のステップとして、私が理想だと思っているのは、血液検査→内診→タイミング法→卵管造影子宮鏡検査→人工授精→体外受精です。可能であれば卵管造影検査ではなく、子宮鏡検査を早いタイミングで受けるべきだと思います。お金と時間がもったいないです。

 まぁただ病院側としては、健康診断の胃部X線検査と胃カメラの関係のように、卵管造影検査(胃部X線検査)で異常があれば、子宮鏡検査(胃カメラ)という手順を踏みたいんだと思います。私は、卵管造影検査で何も異常がなかったので、受ける対象ではなかったのでしょう。だとしても、人工授精失敗した段階で受けさせろよ。。。不妊治療はまだ確立されていないことも多いですし、商業的な面もあるので、仕方ないのか。。。

 

 検査も受けましたし、今月の体外受精は上手くいくといいなと思います。妊活を始めて1年、徐々に一喜一憂せず、淡々と不妊治療のスケジュールをこなす能力が身についてきたような気がします。さすがに妊娠判定はきついですが。。。おわり。