体外受精採卵2回目移植6回目①:移植周期初診
32歳、採卵1回、移植5回、着床0回が今までの戦歴です。
今回の記事は、2回目の採卵後の移植周期の記事です。
前回の採卵後、1週間半ぐらいで次の生理がきました。
採卵後は生理周期が乱れると聞いていましたが、私はそこまでではなく、ほぼ普段通りでした。
生理から2週間後、移植周期の初診でクリニックへ。
超音波検査をして、子宮内膜9mm、卵胞12mmくらいでした。
また4日後に診察をしてもらって、移植日が決定します。
<本日のお会計>
超音波検査 3,300円
再診 1,100円
夜間・早朝加算 550円
合計 4,950円
採卵周期 累計550,000円
うっかり休日に予約してしまったので、料金加算されていました。。。。
おわり
体外受精採卵2回目⑨:採卵後の下痢のような腹痛(激痛)と受精・凍結結果
32歳、採卵1回、移植5回、着床0回が今までの戦歴です。
今回の記事は、2回目の採卵、今週期通院6回目:生理22日目の採卵結果の記事です。
まず、今回の周期でいつ・何をしたか振り返りると、
○月16日 通院1回目:生理3日目、血液検査
○月21日 通院2回目:生理8日目、超音波検査、血液検査、注射フェリング、薬ヒスロン
○月23日 通院3回目:生理10日目、超音波検査、血液検査、注射フェリング、薬ヒスロン
○月25日 通院4回目:生理12日目、超音波検査、血液検査、注射HCG、薬ヒスロン、ボルタレン
○月27日 通院5回目:生理14日目、採卵
○月5日 通院6回目:生理22日目、超音波検査、胚凍結果確認←今回の記事
という日程でした。
<採卵後の体調について>
採卵当日は、夫とランチに行ったり特に体調に変化はありませんでした。
が、採卵から数日後、仕事からの帰宅中、突如下痢のような腹痛に襲われました。
仕事中は何もなかったのに!
天気も悪かったので、少しお腹が冷えたのかなと思いましたが、下痢にはならず、下痢の時の地の底に引きずり込まれるような強い腹痛が夕方から夜にかけて続きました。
翌日も日中は普通どおりでしたが、やはり夕方以降は同様の腹痛。
OHSSだったのかもしれません。
1回目の採卵の時は、腹痛もあまりなかったので、よくわかりません。
処方された薬は飲んでいたものの、かなりの痛みで、すぐに休めるように在宅勤務にして、ひたすら耐えて、ゴロゴロしてやり過ごしました。
<受精&凍結結果>
採卵から約1週間後、診察と受精&凍結結果を聞きに病院へ。
夫の精子の結果は芳しくありませんでしたが、今回は「体外受精」いわゆる「ふりかけ法」を採用しています。
↓夫の精子の結果の記事はコチラ↓
↓前回の採卵の結果の記事はコチラ↓
卵胞11個から採れた卵子は6個。
受精と培養結果はこんな感じでした。
<1日目(採卵日翌日)>
※数字は6個の卵子の番号です。
①2PN ⇒ 継続 (2PN:雌雄前核(pronuclearが2つ:2PN)、2前核期らしいです。正常授精ということ)
②notfert 破 ⇒ ダメ
③notfert 破 ⇒ ダメ
④1PN(2pb+)⇒ 継続 (1PN:前核1つ、2pb:極体2つ)
⑤notfert 破 ⇒ ダメ
⑥notfert 破 ⇒ ダメ
この時点で生き残ったのは2個。。。。
PNとpbについては、こちらの記事が説明がわかりやすいです。
<3日目>
①8cell G2 ⇒ 継続
④6cell G3 ⇒ 継続
①の成長が早い!
<5日目>
①胚盤胞 4AA ⇒ 凍結!
④融合+割球 ⇒ 継続
ついに念願の胚盤胞!しかもグレード4AA!
<5日目>
④融合+割球 ⇒ ダメ
<結果>
結局6個のうち2個が受精、最終的には胚盤胞が1個できました。
受精した2個の受精卵の成長はこんな感じでした。
①2PN ⇒ 8cell G2 ⇒ 胚盤胞 4AA
④1PN(2pb+)⇒ 6cell G3 ⇒ 融合+割球 ⇒ ダメ
凍結結果を聞いたときは、
1個しか凍結出来なかったことについてとやかく言うのではなく、「前のクリニックでは、胚盤胞が出来なかったので、グレードの良い胚盤胞ができて嬉しいです!」とポジティブに医師に伝えました。
でも心の中では、
・1個しか凍結できなかった、、、これで失敗したらまた採卵からやり直しかぁ~
・ここの病院、凍結保存料金高いし、1回で上手く行ったら保存料金余計にかかるからまぁいいか。
・でも初めて胚盤胞ができた!しかもグレードの高い4AA!
と嬉しいような悲しいような複雑な気持ちでした。
当時は気にも留めていませんでしたが、結果のところに「notfert」と記載があって、
これはどういう意味かと調べてみると、おそらく「fertilization=受精」の派生語?体外受精用語?なのだと思います。
notが付くから、受精しなかったという意味。
顕微授精だとまた違う書き方なのかもしれません。
改めて思うと、もし顕微授精を選択していたら、残りの4個も授精できたかもしれない。
そのうち胚盤胞に育つ受精卵ができて、1個でも2個でも多く凍結できたかもしれない。
そうしたら、1回目の移植がダメでも、2人目が欲しい時でも、移植からスタートできるから楽になったかもしれない。
こんな考えが湧いてきました。
どれも~~かもしれない、なので、顕微授精を選択しても上手くいかなかったかもしれないし、培養士さんに授精させる精子を選んでもらうことを心の底から納得できるか、ということもあると思います。
個人的には、体外受精の方がいいなと思いますが、顕微授精も体外受精も両方経験してた身からすると、妊娠しないという状況が打破できるなら、妊娠できるなら、最終的にはどちらでも良いと思います。
この日は、血液検査をして、超音波検査をして、体調が大丈夫であることを確認して、凍結結果を聞いて終了しました。
採卵後は生理周期が乱れるようなので、1周期空けてから移植される方が多いようです。
私は早く結果が欲しいので、間隔空けずに移植しようかなと考えています。
<本日のお会計>
超音波検査 3,300円
未梢血液一般 1,100円
胚盤胞培養代 55,000円
胚凍結 33,000円
再診 1,100円
合計 93,500円
採卵周期 累計545,050円
おわり
体外受精採卵2回目⑧:採卵結果
32歳、採卵1回、移植5回、着床0回が今までの戦歴です。
今回の記事は、2回目の採卵、今週期通院5回目:生理14日目の採卵結果の記事です。
まず、今回の周期でいつ・何をしたか振り返りると、
○月16日 通院1回目:生理3日目、血液検査
○月21日 通院2回目:生理8日目、超音波検査、血液検査、注射フェリング、薬ヒスロン
○月23日 通院3回目:生理10日目、超音波検査、血液検査、注射フェリング、薬ヒスロン
○月25日 通院4回目:生理12日目、超音波検査、血液検査、注射HCG、薬ヒスロン、ボルタレン
○月27日 通院5回目:生理14日目、採卵←今回の記事
○月5日 通院6回目:生理22日目、超音波検査、胚凍結果確認
という日程でした。
採卵の結果は、採卵日当日に聞くことが出来ました。
これまでの卵胞チェックでは、右に4個、左に7個の合計11個の卵胞が育っていました。約1年前の初めての採卵の時も、採卵10個程度、凍結5個だったので、今回も10個くらい採れるかな?と予想。
↓卵胞チェックの結果はコチラ↓
今回の結果は、、、渡された紙を見ると、、、
「採卵記録(全胚凍結)のご案内
本日は大変お疲れ様でした 本日の採卵数は6個でした(うち変性0個)」
と書かれてありました、、、!!
卵胞は11個だったのに、卵子は6個しか取れなかったようです。
医師によれば空砲が多かったとのこと。そうか。そうか。
卵胞チェックだけでは中に卵子があることはわからないのか、、、
採卵結果を聞いて今後の培養が心配になりました。
今日から、抗生剤と鎮痛剤(サワリシン、ロキソニン、カバサール、レトロゾール、レルミナ)を服用して、1週間後に凍結の結果を聞きにいくことになりました。
卵胞の中に卵子が入っているかどうか事前にわかったらいいのに。
もし、卵子ゼロだったら悲しすぎるし時間とお金の無駄。
超音波では卵子までは見えないのだと思いますが、そういう技術が発展していくといいなと思います。
<本日のお会計>
カバサール 440円
レトロゾール 550円
レルミナ 1,100円
体外受精 110,000円
精子調整・受精および培養 187,000円
局所麻酔 11,000円
合計 322,630円
採卵周期 累計451,550円
おわり
コロナワクチンを受ける全ての妊活中・妊娠中の方へ~解熱剤の準備は計画的に!
3回目のコロナワクチン接種のため解熱剤を購入したところ、嫌な思いをしたので、今妊活中の方、既に妊娠している方に、私のような思いをしてほしくないと思い、記事を書きます。
結論から言うと、妊活中・妊娠中の方で、コロナワクチンを受ける方で、解熱剤を用意しようと思っている方は、「医師に処方箋を書いてもらって、事前に薬をもらっておいた方が、もしくは市販薬を買って、事前に医師に見せておくのが絶対安心!!」です。
理由は、
①妊婦に対しては、薬局・ドラッグストアの薬剤師は、妊婦が飲んでもいい市販薬であっても飲んでいいとは言わないことがある(結局医師の判断がないとダメ)
②病院の医師・助産師は市販薬のことは答えないことがある
からで、コロナワクチンを打つ直前なのに、市販薬をどれを使っていいかわからず、解熱剤の準備ができない!ということになるからです。
以下、実際のエピソードです。
私の場合、コロナワクチンの1・2回目は、採卵後~胚移植前に打ったため、胎児に対するワクチンの副反応による高熱(39度)、解熱剤の影響はなかったと思っています。当初は、胚移植した後にワクチン2回目を打つスケジュールになっていましたが、移植をどうしようかギリギリまで悩んだ結果、まずワクチンを打って、その後の次の周期で胚移植をすることに変更しています。
このブログは、不妊治療ブログのため不妊治療中の話が続いていますが、無事、転院後1回目(通算6回目)の体外受精で妊娠することができ、現在既に妊娠後期です。
今回の話は、コロナワクチン3回目を妊娠後期で接種した話になります。
コロナワクチンについては、産科の医師から打つように言われていましたので、副反応が怖くて悩みましたが、打ちました。
1・2回目は職域接種でモデルナを打ち、3回目は迷いましたがファイザーを選択しました。色んな文献を読み、何となくモデルナの方が効果が高そうな気がしたので、個人的にはモデルナ派でした。ただ、3回目は量が少ないものの、また高熱の副反応が出るのは辛いので、ファイザーにしました。
ただ、ファイザーでも副反応で熱が出ることはあるため、予め解熱剤を準備することにしました。
妊娠中の薬の服用については気を付ける必要があるため、医師・助産師に確認したところ「市販のアセトアミノフェンの薬が使えるので、市販のものでいいですよ。薬局の薬剤師に聞いてみたら教えてくれると思います。もしわからないことがあれば、市販薬でもうちの薬剤師に聞いてもらえれば答えてくれますよ」と優しく言われたので、非常に心強く感じながら、ドラッグストアに行きました。
調剤薬局併設のドラッグストアで、
「コロナのワクチンを受ける予定です。妊娠中です。アセトアミノフェンの解熱剤が欲しいのですが、この薬は飲んでも大丈夫ですか?」と、事前に調べておいたアセトアミノフェンのみ配合(他に添加物はあり)の市販薬を見せて確認してみました。
そうしたら、ドラッグストアの薬剤師は、裏面の説明書を読んだ後、「妊娠中であれば、かかりつけ医から処方箋を貰ってください。市販薬は使えません。」と言ったのです。
え?説明書にも医師・薬剤師に相談と書いてあって、今薬剤師に相談してるんですけど、、、アセトアミノフェンのこと知らないの?
かかりつけ医から、市販薬でOKと言われているので、妊娠中でも飲める解熱剤を教えて欲しいことを再度伝えたものの、全然ダメでした。
仕方ない、通っている産科に薬剤師に繋いでもらおうと思って電話してみたところ、助産師から、「アセトアミノフェンでいいです、市販薬名については言えません」との回答。私の聞き方が良くなく、最初から薬剤師に繋いでもらえれば良かったのかもしれませんが、これ以上聞ける感じではなかったので、電話を切りました。
もうすぐワクチンを打つのに、どの市販薬を買えばいいかわからない(正確には、買おうとしている市販薬は大丈夫だと思っているけれど、誰もお墨付きをつけてくれず不安)状態で、かなり不安になりました。
いわゆるたらい回しにされた気分です。ドラッグストアの薬剤師仕事しろ~!
最終的に、どうしたかというと、身内の医療関係者に聞いて、解熱剤を買うことができ一安心でした。
妊活・妊娠中の薬の服用は不安になると思いますので、コロナワクチンを受ける時は、事前に医師に処方箋を貰い、妊娠中でも飲める薬を予め貰っておくことを本当におすすめします。
ちなみに、ファイザーを打って4時間くらい経ちますが、腕が少し痛いくらいで、まだ酷い副反応は出ていません。
コロナワクチン接種後の体調についても後日書こうと思います。
おわり
採卵方法についての記事紹介
体外受精における採卵については、医療機関がどの方法を採用しているかによって、多少なりとも結果が変わってくると思います。
私は体外受精で妊娠することができましたが、体外受精を受けた当時は、採卵方法についての知識もなく、調べることもせずに突き進んでいました。
ブログで妊活を振り返るにあたり、採卵方法を調べて、初心者でもわかりやすそうなサイトを見つけたので、ここでご紹介したいと思います。
どの方法が良いのか?については、正直のところわかりません。
採卵の結果の良し悪しは、複合的な要因で決まると思います(ex.卵子の状態、数、医療者の習熟度など)。
体外受精をする際には、採卵方法には、こういう方法があるんだな~程度に考えて、通っているクリニックが、どういう方法で採卵しているか、なぜその方法で採卵しているか、その考え方・治療方針を知る方が大切だと思います。
①すごうウィメンズクリニックのブログ
(少し書き方が攻撃的ですが、採卵方法を知るにはわかりやすいです)
②亀田IVFクリニックのブログ
(採卵方法とフラッシングについての記事です)
③麻布モンテアールレディースクリニックのブログ
④『生殖補助医療技術における採卵時の卵胞フラッシュ』
(フラッシング方法による採卵結果についてのレビューです)
コクランライブラリーというEvidence-based medicine (EBM)の情報インフラと言われるサイトだそうです。医学系の論文サイトというところでしょうか。
英語ですが、下に日本語で概略も書かれています。
https://www.cochranelibrary.com/cdsr/doi/10.1002/14651858.CD004634.pub3/full/ja
参考になると嬉しいです。
体外受精採卵2回目⑦:夫の精子の結果
32歳、採卵1回、移植5回、着床0回が今までの戦歴です。
今回の記事は、2回目の採卵、通院5回目:生理14日目に、採卵後に聞いた、精子の結果についての記事です。
まず、今回の周期でいつ・何をしたか振り返りると、
○月16日 通院1回目:生理3日目、血液検査
○月21日 通院2回目:生理8日目、超音波検査、血液検査、注射フェリング、薬ヒスロン
○月23日 通院3回目:生理10日目、超音波検査、血液検査、注射フェリング、薬ヒスロン
○月25日 通院4回目:生理12日目、超音波検査、血液検査、注射HCG、薬ヒスロン、ボルタレン
○月27日 通院5回目:生理14日目、採卵
○月5日 通院6回目:生理22日目、超音波検査、胚凍結果確認
今回は夫の精子検査の結果を公開します(夫よ、こっそり載せてごめんなさい)。
採取は、朝7時半頃、検査は朝8時半頃に行っています。
それでは、結果です。
<精子運動解析レポート>
精液量:2.2ml ⇒ 下限基準値1.5ml ⇒クリア
精子濃度:80.34M/ml ⇒ 下限基準値15M/ml ⇒クリア
運動精子濃度:27.26M/ml
運動精子率:34% ⇒ 下限基準値40% ⇒クリアならず
総運動精子数:59.97M
総精子数:176.76M
前進精子カウント:23個
前進精子率:10% ⇒ 下限基準値32% ⇒クリアならず
前進精子濃度:8.25M/ml
前進精子数:18.15M
平均経路速度(VAP):34.26micron/秒
直線速度(VSL):27.37micron/秒
曲線速度(VCL):50.35micron/秒
頭部振幅(ALH):3.36micron
秒間振幅回数(BCF):30.46Hz
直進性(LIN):52%
※M=million=100万
結果は、量と濃度は良かったものの、運動率と前進率が下限基準を下回っていました。
1年前は、検査結果もすごく良かったのですが、男性には調子の良い時・悪い時があるようなので、今回はたまたまなのか調子が悪かったようです。
妊活当初は調子が良かったので、加齢なのかストレスなのか偶然なのか、原因がわかれば改善しようがありますが、はっきりとした原因はわからないのがもどかしいです。
今回の検査結果を見て、顕微授精になるのかなと思いました。
前回のクリニックでも、採卵当日の精子の結果が芳しくなく、顕微授精となったので。
が、が、が、
医師からは、「体外受精にしました」と言われました。
え!この結果で体外受精するの!?とびっくり。
まだこのクリニックでは1回目の採卵だからか、不妊治療をする人の中ではまだ若い方だからなのか、チャレンジングだなと。
体外受精にした理由は、聞くのを忘れてしまったので聞けませんでしたが、私としても、顕微授精だと、培養士さんに産まれてくる子供を選んでもらう形になるので、もし精子の調子が良ければ、少しでも自然に近い体外受精の方がいいなと思っていたので、結果的には体外受精で良かったです。
確か、体外受精を申し込む時の申込書に、精子の状態によって、体外受精にするか顕微授精にするか選べた気がして、私は医師に任せるを選択した気がします。
いつも書類は写真を撮って残しているのに、その時は撮り忘れていてうろ覚えですが。
あとは培養が上手く行けばいいなと思います。
おわり
体外受精採卵2回目⑥:採卵周期通院5回目 採卵風景とお会計
32歳、採卵1回、移植5回、着床0回が今までの戦歴です。
今回の記事は、2回目の採卵のために生理14日目に通院した日の記録です。
まず、今回の周期でいつ・何をしたか振り返りると、
○月16日 通院1回目:生理3日目、血液検査
○月21日 通院2回目:生理8日目、超音波検査、血液検査、注射フェリング、薬ヒスロン
○月23日 通院3回目:生理10日目、超音波検査、血液検査、注射フェリング、薬ヒスロン
○月25日 通院4回目:生理12日目、超音波検査、血液検査、注射HCG、薬ヒスロン、ボルタレン
○月27日 通院5回目:生理14日目、採卵
○月5日 通院6回目:生理22日目、超音波検査、胚凍結果確認
今日は、通院5回目の採卵日の様子を前回に引き続き書きます。
前回の記事はコチラ
採卵室に入り、採卵の器具を挿入されたところまでが前回でした。
自分の卵胞たちが映し出された画面を見て、これを取っていくのか!と。
ここまでは少し緊張していたものの、特に何も心配なことはありませんでした。
が、ここから大変でした。
卵子を1つ1つ吸引していくのですが、これがすごく痛かった!
画面で見ていましたが、卵胞の1つ1つに針を刺す⇒吸引、針を刺す⇒吸引、その繰り返しです。イメージは、小さいシャボン玉がいくつもまとまった状態のものに、針を刺していく感じです。
卵胞は吸引されると消滅していきます。
卵胞に針を刺す瞬間がすごく痛くて、うめきました。
時間にして、5分~10分程度だと思うのですが、刺す瞬間が本当に痛い!画面でその瞬間がわるので、さらに身構えてしまいました。ただ、卵胞が吸引されていく瞬間は面白いです。
採卵は、①卵胞に針を刺す医師、②培養士、③看護師の3人体制で行われました。どの方も落ち着いている方だったので、その点は安心して採卵をお任せできたかなと思います。
前のクリニックは、麻酔で寝ていたので何をされているかわからなかったのですが、今回は意識がはっきりしていて、採卵を見ることが出来て、勉強になったというか、人生経験がまた1つ増えたな~と思いました。
採卵方法について、調べてみると、採卵方法には大きく2つの方法があるようです。
①単純に吸引する方法と②フラッシング の2つかな。
今回のクリニックは、HPに明記はされていなかったので、どちらの方法を採用しているかはわかりませんでした。
採卵方法については、解説しているものがあったので載せておきます。
すごうウィメンズクリニックは2つの方法の比較が書かれてあり、わかりやすかったです。
①すごうウィメンズクリニックのブログ
(少し書き方が攻撃的ですが、採卵方法を知るにはわかりやすいです)
②亀田IVFクリニックのブログ
(採卵方法とフラッシングについての記事です)
③麻布モンテアールレディースクリニックのブログ
④『生殖補助医療技術における採卵時の卵胞フラッシュ』
(フラッシング方法による採卵結果についてのレビューです)
コクランライブラリーというEvidence-based medicine (EBM)の情報インフラと言われるサイトだそうです。医学系の論文サイトというところでしょうか。
英語ですが、下に日本語で概略も書かれています。
https://www.cochranelibrary.com/cdsr/doi/10.1002/14651858.CD004634.pub3/full/ja
痛みに耐えつつ、なんとか採卵も終わり、後処理を終えて、着替えを置いた部屋に戻ります。
しばらく安静にする必要があるので、そのままソファに座ってのんびり。
朝ご飯抜きなのでお腹が空いていましたが、クリニックからクッキーを頂いたのでそれを食べてのんびり待ちます。こういう心遣いが嬉しい!
もしまた採卵することがあったら、自分へのご褒美にお菓子を持って行くのを忘れないようにしたいです。
採卵時の痛みは、採卵室を出た時には消えていて、その後は特に体調の変化もありませんでした。
採卵結果は後日聞くことになるので、着替えてお会計に進みます。
<本日のお会計>
カバサール 440円
レトロゾール 550円
レルミナ 1,100円
体外受精 110,000円
精子調整・受精および培養 187,000円
局所麻酔 11,000円
合計 322,630円
採卵周期 累計451,550円
おわり